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概要

本サイトで公開しているチャートは, 元郵政省 電波研究所 平磯支所超高層研究室(現 情報通信研究機構 電磁波研究所 宇宙環境研究室)で, 電波警報業務のために作成されたものです. 当時は「現象記録表」または「Solar Activity Chart」と呼ばれていました.

電波警報業務とは, 「太陽面現象・地磁気変化・電離層変化・通信状態を常に監視し, 通信状態が不安定になるであろうと予想された場合, もしくはすでに不安定になっている場合に, 電波通信利用者に対して, 予報結果と現況情報を提供すること」を目的とした仕事です. 電波警報業務を常時円滑に遂行するには, 太陽活動・地磁気活動・電波伝搬に関する最新の情報を世界中からより早くより多く収集する必要がありました.

チャートが作成されていた当時の電磁波研究所は, 国際ウルシグラム世界日業務(IUWDS; International Ursigram and World Days Service)の西太平洋地域センターとして, 世界各国で観測された各種の資料(ウルシグラム)を, 毎日, 国内外と交換する役割を果たしていました. インターネットの普及していなかった時代, テレックス端末を利用してデータの交換が行われていました.

チャートは, 毎日ウルシグラムコードで入電する太陽表面・地磁気・宇宙線・太陽電波・デリンジャー現象などの各種の現象を見やすくまとめグラフ化したものです. バーテルス太陽回転周期番号(Bartels Solar Rotation Number)ごとにチャート紙に記入されています. 手書きの記録は1978年1月から1998年(Bartels No. 1975–2254)まで行われていました.

1998年以降はデジタル化され, 現在でも同様のグラフが太陽面から惑星間空間, 地球磁気圏・電離圏に至るまでのじょう乱現象の把握するための資料として, 情報通信研究機構 宇宙天気予報センターで利用されています.

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